日刊スポーツ九州トップ > プロ野球トップ > 【WBC】小笠原先制2点打、里崎2ラン
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3月16日 10:50
背水の日本を救う4回の4点は「脇役」のバットから生まれた。小笠原、里崎の7、8番コンビが2次リーグ初勝利を引き寄せた。
2回、3回と無死一、二塁を逸し、重苦しいムードで迎えた4回表。松中の左前打と岩村の四球で、みたび無死一、二塁とした。ここを逃せば流れを手放しかねない場面で、2回に犠打を失敗していた多村が再挑戦できっちり送る。1死二、三塁の絶好機。小笠原が初球の外角変化球を体勢を崩しながら右前に運んだ。「何でもいいからバットに当てていこうと思った。無我夢中でどう打ったか、形は分からない」。
口火を切ったヒーローは、それほど集中していた。前日13日にアナハイム近郊の焼き肉店に野手が集合。メキシコ戦の必勝を誓い合った。「最初からテンションを上げて、気持ちを一つにしてやろうということだった」。小笠原が率先して「約束」を守った。
2点先制で緊張が解けたのか。続く里崎は思い切りよく振り抜いた。カウント1−3から、メキシコ・ロアイザの高めスライダーを右中間スタンドに運んだ。「ガッツさん(小笠原)が打ってくれて気楽に打てた。完ぺきでした」。貴重な2ランのみならず、この日3安打。守っては好リードで1失点リレーを導いた。
気をよくした里崎は、15日の韓国戦にも自信満々だ。「イメージはできているし、問題ない。(大会5本塁打の)李承■? もう答えは出てます。打てるところ(コース)を打っているだけ。俊介(渡辺)も分かっているでしょう」と1次リーグのリベンジを誓っていた。【浜田司】
※■は火へんに華