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05年10月30日
大分のシャムスカ新監督(40)が、来日初黒星を喫した。シュート数では相手を上回る攻撃サッカーを展開したが、後半36分にMF佐藤勇人(23)に決勝点となるゴールを奪われ、連勝も3でストップ。9月10日(浦和戦)以来、6試合負けなし(5勝1分け)の“シャムスカ・マジック”でも、リーグ戦で過去1度も勝ったことのない苦手千葉の壁を打ち破ることはできなかった。また、J1昇格を狙う福岡も京都に完封負けした。
敗戦を告げるホイッスル…。シャムスカ監督は、勝った試合同様、スタッフ全員と握手を交わした。「最後まで試合をあきらめず戦った選手を褒めたい。(敗戦も)選手は落ち込まないと思う」。9月10日の浦和戦から降格圏内にいた大分を再生させ、6試合負けなしだった。来日初黒星で連勝は3で止まったが、選手の勝利への執念に成長の手応えを感じていた。
後半36分。ピッチ中央付近でFKを蹴る相手MF阿部を警戒して大分DFは3枚ついた。しかし、阿部は意表を突き左サイドへ流した。パスを受けたDFストヤノフから左クロスが上がりゴール前のMF佐藤にゴールを決められた。「(敗戦は)カベを3枚入れたのがミス。(リーグ戦は)いつかは負ける。そこから次にステップアップしていけばいい」。
試合後のミーティング。シャムスカ監督は、ミスの原因をはっきりと指摘しながらも「君らは成長している。サッカーはずっと勝つことはできない。負けるときもあるさ」と気遣った。主将のMF吉田は「(シャムスカ監督で)5勝しているし、へこむことはない。チームの力は落ちているわけじゃない。今まで通りやれば大丈夫」とショックはなかった。【浜崎孝宏】