西部日刊スポーツ新聞社

Powered by Google →サイトマップ

Oita-Trinita

注目!

大分トリニータデータ

大分トリニータアーカイブ

 URLをケータイに送る

日刊スポーツ九州トップ > 大分トリニータトップ > 横浜に快勝!降格圏脱出!

【おすすめ】福岡昇格おめでとう!アビスパ福岡特集

05年10月2日

横浜に快勝!降格圏脱出!

<J1:大分3−0横浜>◇第26節◇1日◇日産ス

 大分が2カ月半ぶりに降格圏から完全脱出した。昨年、一昨年の年間王者横浜に今季最多3ゴールを浴びせ、完封勝ち。3年目のJ1で初めて横浜に勝った。シャムスカ監督(40)就任後、○○△○と4戦無敗。「大分マジック」と表現したチームは残留争いを離れ、初のトップ10入りを新たなターゲットにする。

横浜対大分 後半44分、ダメ押しの3点目を決めた大分MF西山はシャムスカ監督(左)の祝福を受ける(撮影・水谷安孝)
横浜対大分 後半44分、ダメ押しの3点目を決めた大分MF西山はシャムスカ監督(左)の祝福を受ける(撮影・水谷安孝)

 王者の風格?が大分にあった。完封負けに怒った横浜ファンの大ブーイングが何よりの証拠だ。就任後、3勝1分け。就任前の連敗がウソのような快進撃に会見では「シャムスカ・マジックと呼んでいいか」と質問が飛んだ。すると、シャムスカ監督は笑顔で返した。「これはマジックではない。実力。選手が1人1人の力を出したということ。大分マジックと書いておいてください」。

 3年間勝てなかった横浜を粉砕したのは魔法ではなく、勝ちに飢えた選手たちの闘争心だった。前半26分だ。右CKをDF深谷が頭で完ぺきにヒット。デビュー初得点で先制すると、攻守両面で相手を圧倒した。特にサイドの守備で2対1の数的優位をつくり、マイボールへと転じて行った。「シャムスカが来て選手の心が変わった。気持ちが高まったんだ」。そう振り返るFWマグノ・アウベスが試合を決める2点目。後半ロスタイムには時間稼ぎの間隙(かんげき)を突き、MF西山がミドルでトドメを刺し、今季最多の3ゴールとした。

 4試合で3度目の完封に加え、1試合平均得点は就任前の2倍近い1・75点へと跳ね上がった。招聘(しょうへい)を決断した原強化部長も「こんなにも変わるものか」と目を丸くした。「大分で私のオフはない。24時間すべてサッカーにささげている」とシャムスカ監督。ブラジルに家族を残してきた寂しさを、ビデオ分析で紛らわす毎日。母国の低迷クラブをいくつも再生させた若き敏腕監督が、日本でも全力なのだ。

 降格圏を完全に抜け、初のトップ10入りが現実的な目標となってきた。【押谷謙爾】


 大分MF西山(後半ロスタイムに20メートルのミドル弾を決め)「チームの勝ちは決まっていたけど、僕には価値のあるゴール。スタメンに向けていいアピールになったのかな」


 大分GK西川(3試合連続完封に)「無失点は自信になる。特にセットプレー(の守備)に気をつけたこの1勝は大きいし、次もホームで勝ちたい」

最新ニュース