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05年9月26日
シャムスカ大分は負けない。東京戦は互いに好機を得点にできない展開で、GK西川周作(19)を中心に守備陣が好プレーを連発してのスコアレスドロー。J2との入れ替え戦に回る16位脱出こそ逃したが、今季2度目の2戦連続無失点は好材料となった。シャムスカ監督(39)は2勝1分けと就任後、無敗をキープした。
この言葉が今の大分を象徴している。
MF吉田 こういう試合でいつもは負けてきた。(ドローは)残念だけれども、負けずに勝ち点(1)を取れたのは大きい。
互いにJ1残留を意識する東京とスコアレスで引き分けた。決定的場面でネットを揺らせない、揺らさせない拮抗(きっこう)ゲームで確実に勝ち点1を手にした。シャムスカ体制3試合で勝ち点7。戦術の浸透度はまだ不十分でも、負けない強さを示した。
試合の目玉は日本代表GK土肥とユース日本代表GK西川のセーブの競演だった。土肥が前半ロスタイムにMF吉田、FWマグノ・アウベスの連続シュートをはじき返すと、負けじと将来のA代表GK≠燒」せた。後半26分。東京FWササが放った壁を巻く強烈なFKを左に飛んでパンチング。「三木さんとの連係でササがけるコースが見えた。コミュニケーションがうまくできました」。東京DFジャーンが壁の一部に入ってボールの位置を西川の視界から隠したが、DF三木がポジション取りでこれを排除≠キる、隠れたサポートも光った。
キックのコースも分析通りだった。シャムスカ監督と実弟のマルセロ・ヘッドコーチはブラジル代表も使う解析プログラムで対戦相手を分析。「ビデオで見た通りでした」と西川。選手に伝える細かい対策も、2戦連続完封へ導いた。
シャムスカ監督は「残念だが勝ち点1を取れたので」と結果を受け入れた。4バックチームとの初対戦で「システムを少し変えて、選手たちが適応できた」と収穫も口にした。進化を続けるシャムスカ大分は、次節横浜戦で降格圏から完全脱出を図る。【押谷謙爾】