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05年8月28日
降格圏にいる大分が最下位神戸に敗れ、Jリーグ公式戦12試合未勝利とクラブワースト記録を更新した。MF吉田孝行(28)の今季初得点で一時は同点としながら、後半残り6分で決勝点を献上。8月3連戦も未勝利で、皇甫官監督(40)が解任される可能性が出てきた。
「神戸の選手の方が勝ちたい気持ちが強かった」。結局は皇甫監督のこの言葉に集約されるのだろうか? 大分が神戸との“裏天王山”にも負けた。
後半15分。吉田がドリブルから同点弾を決めて、息を吹き返した。だが、後半残り6分。全体のラインが下がって、プレスの甘くなった中盤を神戸MFホルビに楽に突破され、最後はスルーパスからMF栗原にやられた。今季リーグ戦全31失点のうち、前後半残り15分すぎが20点。集中力が必要な危険な時間帯に失点の6割が集中した。
3試合連続でシュートがゴールポストに当たる運のなさもある。ただ、今は結果が必要な時期。過去5戦無敗と好相性の神戸をジャンプ台にするはずが、足を踏み外した。試合後、溝畑社長は「今はノーコメント。明日、帰って(監督と)話をします」とし、去就についての明言を避けた。
残りはまだ、いや、もう13試合なのか−。大分が指揮官交代の判断という、ヤマ場を迎えた。【押谷謙爾】