日刊スポーツ九州トップ > 大分トリニータトップ > ベルガー新監督「攻撃重視だ」
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2月1日 20:52
2シーズン目のJ1に挑む大分が、オランダ流の攻撃サッカーで巻き返しを図る。1月31日、就任会見に臨んだハン・ベルガー新監督(53)は「自分は4−3−3のシステムが大好き。大分にはいいストライカーがいる」と攻撃陣のテコ入れに自信を見せた。チームは明日2日から本格的な練習を開始する。J2鳥栖の松本育夫新監督(62)もこの日の会見でチーム大改革を宣言。新入団会見では、MF本橋卓巳(21=横浜)が活躍を約束した。九州のJ3チームは7日の鳥栖(大分県中津江村)を皮切りに、キャンプに突入する。
大分が欧州サッカースタイルに生まれ変わる。88年、欧州選手権を制したオランダの攻撃サッカーを、ベルガー新監督が大分で再現する。「国際的に見て3トップはそうないが、キャンプからいろいろ試したい」。この日の会見、新監督は大分のチームカラーと同じ青いネクタイ姿で、チームの180度転換を口にした。
1月28日に大分入りした後、すでに2度、合同自主トレ中の選手の動きをチェック。U−23日本代表合宿中のFW高松、DF根本らは不在だったが「高松、吉田孝らがいるし、いいストライカーともサインできた」。ヘッドに強い高松に、吉田孝と新外国人FWマグノアウベスを組み合わせるFW陣に自信をうかがわせた。システムは4−3−3。オランダスタイルの3トップに自信をのぞかせた。
抜本的な改革を託された。今年はチーム創設11年目を迎える。クラブは世界に通じるチームを目指して、今年から5年間をJ1で優勝を狙う期間と位置付ける。溝畑宏GM(43)は「土台づくりとして、攻撃力と規律正しいサッカーを目指したい。オランダサッカーに精通し、冒険心のあるベルガー監督に白羽の矢を立てた」と華のあるサッカーへの改革を説いた。
もちろんベルガー監督は「いいFWがいても、いいMFがビルドアップしないと得点を取れない」と現時点での補強ポイントにも言及した。友人のハンス・オフト元日本代表監督らから、Jリーグの予習も済ませた。「毎年、徐々にレベルを上げていくことが大事。今年は、すばやく降格圏内から抜け出す」。オランダ五輪代表をはじめ30年間の指導歴を誇る智将に導かれ、今年はゴール量産を見せる。【村田義治】
写真=大分「シーズン新体制会見」でインタビューに答える(左から)ベルガー監督、皇甫官ヘッドコーチ、スカンズフィジカルコーチ、ベルグGKコーチ(撮影・多田篤)