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05年10月31日
昨年の選手権王者、鹿児島実が5年連続22度目の出場を決めた。FW栫大嗣(かこい・ひろつぐ、3年)の2年連続決勝ハットトリックなどで松陽を4−0で下し、予選5試合で36得点、失点0の完全Vを果たした。
栫は前半だけで3発と高い能力を発揮した。先制点は浮き球に反応。落下地点をうまく予想し、フリーで右足を振り抜いた。2点目はDFラインへ斜めに突っ込む形で背後を取ると、自陣からのロングボールからネットを揺らし、3点目は「自信のある」ヘッドで決め、大暴れした。5戦12発で得点王を獲得したエースは「試合前から得点王を意識した。去年(の選手権)はPK勝ちでの優勝なので、今年は90分で優勝したい」と大きな目標を掲げた。
松沢隆司総監督(65)は「昨年は昨年、ここからがスタート。今は60%の仕上がりで(全国大会では)1、2回戦まででしょう。もう2ランク上げたい」と、王者として最後の追い込みをかけるつもりだ。
【押谷謙爾】
元日本代表MF前園真聖(鹿児島実OB、決勝を観戦し)「栫君はフィジカルが強く、常にゴールを狙う姿勢がいい。来るボールを予測できている」