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05年11月10日

亜大・松田はバティスタと勝負/希望枠決定

 ソフトバンク入団を表明した、亜大・松田宣浩内野手(4年=中京)が、王貞治監督(65)からメジャー通算214発男との“タイマン勝負”を課された。松田は9日、東京都武蔵野市の同大で記者会見を開き、希望入団枠でのソフトバンク入りを正式に発表。契約締結内定選手として、コミッショナー公示された。「1年目から勝負だと思う。死に物狂いでやって、選手生命の長い選手になりたい」。大学通算19本塁打(2部含む)のパワフルな打撃に、守備では遠投105メートルの強肩、走っては50メートル走6秒1、と3拍子そろった即戦力だけに、1年目からのレギュラー奪取を臆することなく宣言した。

希望入団枠でのソフトバンク入りを表明しガッツポーズを見せる亜大の松田内野手
希望入団枠でのソフトバンク入りを表明しガッツポーズを見せる亜大の松田内野手

 大学時代に定位置とした三塁には、メジャー通算214本塁打を記録したバティスタがいる。昨オフに2年総額15億円で獲得した現役メジャーリーガー。来季まで契約は残っているが、王監督は「関係ない。バティスタを押しのけるつもりでやってほしい。ポジションは与えられるものでなく、奪うもの」と松田とバティスタで三塁手争いを展開させる考えだ。

 大学時代はホワイトソックス井口を目標に掲げ、練習に励んできた。小川スカウト担当部長は「足は井口に匹敵するし、打撃は小久保に近い」と松田の才能を評価する。王監督も「小久保、井口が抜け、2、3年後を考えて補強した。その第1弾が松田君」と“ポスト小久保”に位置付ける。「打撃と肩には自信があるので、そこをアピールしたい」と松田。バティスタとの勝負を制すれば「ポスト小久保」の称号も自ずと手に入る。【中村泰三】


 ◆松田宣浩(まつだ・のぶひろ)1983年(昭58)5月17日、滋賀県草津市生まれ。小2年から野球を始め、中学時代は「滋賀ボーイズ」に所属。中京高時代は高校通算60本塁打をマークした。亜大では1年春からレギュラーで、大学通算19本塁打(2部含む)。遠投105メートル、50メートル走6秒1。家族は両親と兄(双子の兄教明はトヨタ自動車外野手)。好きな食べ物は焼き肉、すし。179センチ、83キロ。右投げ右打ち。


松坂との対戦を熱望


 松田はプロで対戦したい投手として、西武松坂の名前を挙げた。「有名だし、打席に立ってみたいと思います」。同世代ではロッテ今江、西武中村が“先輩”として成績を残しているが「負けたくないというのはあるし、自分もプロに入れば、という気持ちです」とライバル心をのぞかせた。

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