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日刊スポーツ九州トップ > ソフトバンクトップ > 加藤伸一氏「左打者に強く経験少なさ奏功」
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05年9月23日
チームを救ったルーキー高橋秀の好投には、2つの要素があった。1つは、負けられないシーズン終盤の大事な一戦ながら、経験の少なさが逆に彼をいい状態にさせたこと。ある程度実績のある投手なら、この一戦の意味を十分すぎるほど感じて、それが重圧となって力が出なかったかもしれない。高橋秀の性格もあるかもしれないが、大胆な投球ができる“開き直り”がルーキーに力を与えた。
もう1つは、ロッテ打線に左打者が多かったこと。22日のスタメンには左が6人並んだ。右横手投手対策のつもりだろうが、実は左打者に強いのが彼の特長なのだ。彼のスライダーはキレが鋭く、打者からすればギリギリまで見極めができない。おそらく「消える」という表現が適切かもしれない。ロッテ打線は想像もしなかった軌道のスライダーに苦しんだ。
首脳陣からすれば、十分通用する戦力として映ったに違いない。これから大事な戦いが続くが、間違いなく「武器」になる。(日刊スポーツ評論家)