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05年8月30日
動かざること山のごとし─。ソフトバンク王監督が30日からのロッテ2連戦(福岡ドーム)で不動の姿勢を貫く。「ここまできたら、みんながその気になってやるしかない。(打順も)そのままでいいでしょう」。前カードの日本ハム戦でまさかの2連敗を喫し、首位攻防戦を3ゲーム差で迎えるが、指揮官に焦りの色はなかった。
28日は城島のスタメン捕手復帰戦で大敗を喫した。「別に城島で負けたわけじゃないだろ。80試合ぐらいまで城島で戦ってきたわけだし、優勝だって城島でしてきた」。背番号「2」への厚い信頼感は変わらない。ロッテ戦ではリードだけでなく、城島のバットもチーム浮沈のカギを握る。ロッテ戦の打率は3割1分8厘。2戦目の先発が予想される清水は3本塁打と打ち込んでいる。
先発投手陣は初戦から和田、斉藤を立てるが、当初中5日登板させる方針だった斉藤を万全を期し、中6日の先発に変更した。手を打った自負があるから、8月戦線最大のヤマ場を迎えても、動く必要はない。
もちろん、背後に迫ってきたロッテの強さも認めている。前夜、ロッテは黒木が377日ぶりの白星を挙げたが「黒木すごいね。でも、あそこで投げさせるのもすごいな」と、バレンタイン監督の手腕にも注目した。油断も、慢心も、ない。王ソフトバンクが30日からの8月決戦で連勝すれば、プレーオフ1位進出のマジック「15」がともる。【松井周治】
◆ソフトバンク城島のロッテ戦打撃成績 パ5球団のうち、城島が3割を超える対戦打率を誇っているのは、楽天(3割7分8厘)日本ハム(3割4分4厘)ロッテ(3割1分8厘)の3球団。今回の2連戦でロッテは久保、清水が先発予定。久保とは1打数無安打、清水とは16打数5安打(打率3割1分3厘)で3本塁打を放っている。