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05年8月5日
右肩痛を抱えるソフトバンク城島健司捕手(29)が4日、長期戦線離脱する可能性が出てきた。城島はこの日、出場選手登録を抹消。最短で14日に再登録が可能だが、王監督は「10日間で戻ってこれるかどうか分からない。(再登録は)いずれにしても治ってから」と故障が完治しなければ長期離脱もやむなしの覚悟を固めた。
攻守の要の登録抹消は、秋の決戦を見据えた王監督の苦渋の決断でもある。「先にはプレーオフも日本シリーズもある。それを考えてのこと」。今季、城島は7月12日の日本ハム戦で右肩負傷。ここまで5試合で捕手としての先発出場を回避(1試合は欠場)してきたが、プレーを続けることで回復のペースも上がらなかった面もある。「今のままでは打つ方にも痛みは響くようだ」。チームのプレーオフ出場は確実。8月戦線でリスクを背負ってでも、今秋の勝負どころで城島を万全の態勢で送り出すことを重視した。
城島はこの日、福岡市内の病院で精密検査を受け、右肩関節の炎症と診断された。1週間はノースロー調整。その後も患部の状態を見ながらリハビリを行う。完治時期は未定で、王監督は「痛いものを使っていると野球生命にもかかわる」と完全復調を待つ。城島が故障で出場選手登録を抹消されたのは、右肩鎖骨を骨折した02年6月以来。その城島不在の約6週間は、31試合17勝13敗1分けだった。王ソフトバンクが、城島の長期離脱の可能性がある中、プレーオフ1勝分のアドバンテージ確保に挑む。【松井周治】
ソフトバンク城島の右肩の故障経過
◆右肩負傷 7月12日の日本ハム戦(東京ドーム)でバント処理した際に右手をグラウンドに右手を突いて右肩を負傷
◆先発出場回避 7月16日の西武戦(福岡ドーム)の試合前に右肩の痛みが強くなったと訴え、同18日までの3試合、先発出場を控えた。17日の試合前には福岡市内の病院で検査。右肩の軽い炎症と診断され、医師からは3週間のノースローが必要と言い渡された
◆欠場 球宴前の最終戦の楽天戦(7月19日、福岡ドーム)を欠場。02年10月5日から続いていた連続試合出場記録は351試合で途切れた
◆球宴で先発マスク復帰 球宴第2戦(甲子園)で7日ぶりとなる先発マスクをかぶり、バットでは巨人工藤から左翼席に豪快なアーチを放った
◆球宴後 7月26日のオリックス戦(大阪ドーム)からは捕手として先発出場を続けてきたが、前日3日の日本ハム戦(福岡ドーム)で、右肩前面の痛みを訴えて指名打者で出場。