西部日刊スポーツ新聞社

Powered by Google →サイトマップ

SoftBankHawks

注目!

ソフトバンクホークスデータ

ホークスアーカイブ

 URLをケータイに送る

日刊スポーツ九州トップ > ソフトバンクトップ > 城島、恩師工藤から一発!

【おすすめ】【低金利でお悩みの方へ】元本保証で金利年1.1%の円定期

05年7月24日

城島、恩師工藤から一発!

<全セ5−3全パ>◇23日◇甲子園

 2人の間に言葉はいらなかった。1ボールからの2球目。118キロのカーブに思わず、ソフトバンク城島はこけそうになった。「それはないでしょう」とばかりに右手を振り、巨人工藤に直球勝負のサイン≠送る。3球目、143キロ。42歳のこん身の直球をとらえ、左翼席中段へ。昨夏に続く2年連続、通算3本目の球宴アーチを「師匠」から打った。

6回表全パ無死、工藤は、親交の厚い城島に左越え本塁打を浴びて、笑顔でマウンドを蹴る(撮影・宮崎幸一)
6回表全パ無死、工藤は、親交の厚い城島に左越え本塁打を浴びて、笑顔でマウンドを蹴る(撮影・宮崎幸一)

 シーズン中は絶対にしないと決めているガッツポーズをあえてつくった。ホームベースを踏み、ヘルメットを脱いで一礼。史上最高齢登板の工藤と、最多得票の城島の「勝負」に拍手が沸き起こった。

 城島 誘っておいて本塁打はないですね。せめて、ヒットにしないと。

 工藤 打たなかったらインサイドに投げてやろうと思った。笑われると、真っ直ぐを投げたくなった。

 「恩返し弾」だった。00年の日本シリーズ。初戦で城島は工藤から本塁打。巧みなバットコントロールで、低めのボール球をすくい上げた1発だった。だが今回は違う。「センターに打つと思った。うまいこと引っ張られた。交流戦でもブルブル振っていたので、ポップフライもあるかなと」。工藤もまな弟子の成長の跡を認めた一打だった。

 ダイエー時代、城島が正捕手に座った97年から3年間バッテリーを組んだ。工藤の配球に応えられず、2時間近くも全投球の意図を言わされたこともある。工藤の愛のムチが捕手城島の基礎になっているのは間違いない。「あの年になって気力、体力がすごい」。チームは分かれても城島には師匠に変わりなかった。

 5日にFA権を取得し、残留かメジャーかを表明している。城島にとって、今回が最後になる可能性も。だからこそ、右肩の治療に毎日2時間以上かけて試合に向かった。師弟対決という大きな財産を手に、城島はペナント制覇へと頭を切り換える。【松井周治】


 全パコーチのソフトバンク王監督(城島が工藤から放った1発に)「あれ以外は何もやってないのにな。でも、真っ直ぐと分かっていて打てるのだから、大したもの」

最新ニュース