西部日刊スポーツ新聞社
日刊スポーツ九州トップ > ソフトバンクトップ > 虎に3連勝!城島すくった200号!
【おすすめ】【低金利でお悩みの方へ】元本保証で金利年1.1%の円定期
05年6月3日
ソフトバンク城島は「通過点」らしく、淡々とベースを回った。8回表の4打席目。阪神藤川の144キロの直球をとらえた。打球は高々と舞い上がり、左翼席へ吸い込まれた。今季13号2ランは、プロ野球史上83人目の通算200号アーチだった。
「ちょっと詰まっていたけど、自分らしい打撃ができたと思う。1本1本の積み重ね。野球人として、あくまで通過点と思わないと」。体の回転で差し込まれたボールを押し返す、何とも城島らしい1発だ。
今年でプロ11年目を迎えた。昨年はシーズン自己最多の36本塁打を放った。アテネ五輪では4番捕手を務め、攻守で要となった。強打の捕手として、着実に成長してきた自負はあるが、決して立ち止まらない。「本当に交流戦というのは自分にとっても、いい経験になることが多い。多くの打者も投手も見られる。自分の幅を広げられる」。前回対戦では阪神藤川に2打数ノーヒットに抑えられた。だが、この日はしっかりとリベンジ≠オた。まさに、進化し続けてきた男の、野球スタイルが凝縮された一打だった。
主砲に負けない存在感も示した。4番松中が3回表に22号2ランを右翼席上段にたたき込んだ。だが、城島も2試合連発。今季6度目のMJアベック弾を結実させた。チームにも大きな1発だった。序盤は6点のリードを奪いながら、じりじりと詰め寄られ、2点差まで迫られた。城島の価値あるひと振りで、チームは4度目の挑戦で、交流戦初の同一カード3連勝を飾った。貯金も今季最多の16に伸ばした。7投手をつぎ込んだ総力戦。03年の日本シリーズで1勝もできなかった甲子園で○○○。マンモスで鷹が悠々と舞った。
【松井周治】
▼通算200本塁打=城島(ソフトバンク) 2日の阪神6回戦(甲子園)の8回、藤川から今季13号を放って達成。プロ野球83人目。初本塁打は、96年9月10日の近鉄21回戦(福岡ドーム)で久保から記録。