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05年3月9日
城島のソロアーチは、1打席1打席を大事にしてきた結果だった。調整期間のオープン戦。城島の頭にあるのは、相手のストレートを待って、どれだけ変化球に対応できるか、どれだけ我慢して球を手元に呼び込めるかの2点だろう。18打席目で飛び出した1発も、ここまでの打撃内容を見れば、本塁打は時間の問題だった。
4日の横浜戦(福岡ドーム)。4回の第2打席で横浜三浦の投じた外角スライダーを左前へ運んだ。5回2死一塁の場面で迎えた第3打席も山田の投じた外角スライダーを芯(しん)できっちりとらえた。結果的にはニゴロの凡退だったが、シーズンを通じて考えると「結果」が残る「センター返し」。球を呼び込めているからこそ外角変化球にも反応できる証拠だ。「低反発球」が導入されたが、基本に忠実な打撃スタイルを崩さぬ城島の打撃は、チームでも1番の仕上がりだ。(日刊スポーツ評論家)
写真=7回裏ソフトバンク無死、城島(右)は左越えにオープン戦初本塁打を放ち、島田コーチに迎えれ笑顔でベンチに向かう(撮影・藤尾明華)