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【連載】帰ってきた福岡!5年ぶりJ1復帰

 福岡が5年ぶりのJ1復帰を決めた。当初、1年での昇格を目標にしたJ2リーグで4年間を費やした。低迷、再建、そして念願のJ1復帰へ。チームは揺れ、そして、最後は一丸となって復帰を果たした。4年間の苦闘と未来図を5回にわたり連載する。


【連載1】若手育成、再生するしかなかった(11月25日)
日韓W杯が開催された02年、福岡はJ2での1年目を戦った。大方の予想はV候補筆頭。しかし、結果は期待を裏切る8位に終わった。落ちるところまで落ちた。今井監督の就任時から一体感がなく、中村監督が就任した際には一部ベテラン選手が練習ボイコットを計画するなどチームは事実上、内部崩壊していた。[ 続きを読む ]
【連載2】基本の反復と我慢で戦術浸透(11月26日)
育成路線で福岡がなぜ昇格できたか。優勝した京都が豊富な資金力で能力の高い選手による個人力で勝負したのに対し、福岡は組織力で戦った。今季の最大戦力は、昇格を逃した過去2年の「経験値」だった。「2年目の始まりと、3年目の始まりとでは違った」。就任3年目の松田監督は、開幕時点で戦術の浸透度に手応えを感じていた。[ 続きを読む ]
【連載3】補強資金獲得へ営業のプロも必要(11月27日)
J1復帰でバラ色気分に浸っているわけにもいかない。福岡にはイバラの道も待っている。若手育成にも限界がある。J2は抜け出したが、J1の戦いができるのか−。「今のままじゃ厳しい」。選手の中からも声は出ている。商品=チーム力を高めるため、クラブがどれだけ先立つ資金を獲得できるかが、大きなカギを握っている。[ 続きを読む ]
【連載4】下部組織のビジョン維持が課題(11月28日)
ユース出身のFW田中が2年目でレギュラーに定着した。福岡では通算6人目のトップ昇格者。選手の自給自足が1つ成果を出した。高額な移籍金で何人も選手を獲得することは、クラブの身の丈に合わない。「お金はなくても、将来は優勝争いに絡めるチームづくりを目指したい」(中村管理強化部長)。ユースや高卒、大卒の有望株をトップの戦力へ育てる作業は補強以上に重要なテーマだ。[ 続きを読む ]
【連載5】インフラ整備(11月28日)
来年はW杯イヤー。「J1福岡」が世界的に高まるサッカー熱を利用しない手はない。1つは親善試合の開催だ。フランスの名門マルセイユなどから代理店を通じて打診があるほか、福岡市と姉妹都市の関係でボルドーとの試合プランもある。J1だからこそ興行になる。今後の交渉次第だが、世界基準のプレーを観戦する機会を、地域の人々へ提供できれば、サッカー文化定着の一助になるはずだ。[ 続きを読む ]